9番目は『訪問看護ステーション』の声です
- 2021年11月15日
- お知らせ
現在、8名の看護師と1名の事務で訪問看護を運営しております。
比較的状態が安定されおり日々の健康管理目的の方もいますが、難病や精神疾患の方も多くいらっしゃいます。
人工呼吸器装着の方、点滴、酸素管理を必要とされる方、床ずれの処置なども行っております。
そして、ご自宅で最期を迎えさせてあげたいと望まれる方も多くいらっしゃり、本当に多くの方々をご自宅で看取らせて頂いております。
訪問看護という仕事は、基本一人で患者様の元に行き、必要なケアを提供しますが、その中でも少しでも「あれ?おかしいな」と思った時は、いち早く対応できるように、医師やご家族様、ケアマネージャーさんと連携を取り、安心して過ごす事が出来るようにサポートしています。
医療的知識や経験はもちろん大切ですが、それと同じくらい大切にしているのが「患者様やご家族様の心の声に耳を傾ける事」です。
自分の考えを推し進めるのではなく、「心を寄せる」。泣いたり笑ったり、慰めたりしながら、共に生きる事が大切かなと思います。
そうして、「すべてを受け入れて支える」。これが訪問看護の仕事なのかなと思っております。
私たち訪問看護師は、とても責任の重い仕事をしているのだと思います。
何年この仕事をしていても、うまくいかない事もあったり、心が震えるほどに涙が出る事もあります。
しかし、この経験は人生の諸先輩方が私たちに与えて下さった糧であり、ケアを通じて自分自身も成長できる貴重な場面に関わらせて頂いている事だと思いますので、これからも丁寧にお仕事をさせて頂きたいと思っています。
メンバーはみんな明るくて楽しい仲間ばかりです。
年齢を重ねて健康に不安を感じておられる方もいるでしょう。大病を患い心を痛めておられる方もおられるでしょう。
私たちは皆さんのお力になれるように、日々精進して参ります。
どうぞ、これからもしろひげファミリーをよろしくお願い申し上げます。