山中院長より新年のごあいさつ
- 2025年1月1日
- お知らせ
しろひげ在宅診療所 山中院長より、新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
しろひげ在宅診療所も開院して今年で7年目になりました。これまでも、これからも「江戸川区だけに拠点を置いて」「フランチャイズにはしない」でしっかりと一人ひとりの方々に寄り添い、常勤の医師やスタッフで24時間365日支えていくという「看取りまで安心して支えられる」診療所でいたいと思っています。
在宅診療所としての患者様への関わりは、一人ひとりの生活のごく一部です。多くの方々の幸せを現場で担っていただいているのは、地域の介護職の方々、訪問看護の方々、薬局さん、行政の皆様、ご家族のサポートなどなど、いろんな方々の繋がりの中で「当たり前の幸せ」が守られています。
金子みすずさんの「夢売り」という詩を紹介します。
夢売り
年のはじめに
夢売りは、
よい初夢を
売りにくる。
たからの船に
山のよう、
よい初夢を
積んでくる。
そしてやさしい
夢売りは、
夢の買えない
うら町の、
さびしい子等の
ところへも、
だまって夢を
おいてゆく。
しろひげ在宅診療所も、どのような環境の、どのような疾患の患者様へも断ることなくしっかりと「当たり前の幸せ」を職員一同で運んでいける、そんな「夢売り」として今年も頑張っていければと思っています。 皆様が素敵な夢で包まれる一年となりますことを心から祈っております。
院長 山中光茂